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第 3 講 簡単な文章

では、トキポナ語の読み方の基本を習ったので、さっそく単語や文法にかかってまいりましょう! まず、ものを表す単語を四つ覚えましょう。

󱥢
soweli
獣。ネコ、犬、牛、ネズミ、ゾウなど。
󱥴
waso
鳥。ハト、ガチョウ、フクロウなど。
󱥑
pipi
虫。カブトムシ、アリ、チョウ、クモなど。
󱤗
kasi
草木。クローバー、カバノキ、サボテン、コケなど。

そして、行為を表す単語を三つ覚えましょう。

󱤶
moku
食べる、飲む、吸う
󱤮
lukin
見る
󱥡
sona
知る

日本語の文章は、「S が・O を・V した」という「主語-目的語-述語」構造ですが、トキポナ語では、「S が・V した・O を」というように、「主語・述語・目的語」構造です。例文を見てみましょう。

󱥢󱤧󱤶󱤉󱤗
soweli li moku e kasi.
獣が草木を食べる。
󱥴󱤧󱤶󱤉󱥑
waso li moku e pipi.
鳥が虫を食べる。
󱥑󱤧󱤮󱤉󱥢
pipi li lukin e soweli.
虫が獣を見る。
󱥴󱤧󱥡󱤉󱤗
waso li sona e kasi.
鳥が草木を知っている。

ここでのポイント

トキポナ語では、動詞の活用のようなものはありませんので、「食べる」も「食べている」も「食べた」も同じように書きます。

日本語では、文内の「は」や「を」などの助詞を省略できるから、󱤧 li󱤉 e も省いてもいいと思いがちですが、実はこれらの助詞は欠かせない存在なのです。なぜなのかは品詞について学んでから考えましょう!