ある特定のものを表すとき、指をさして、ni! と言うのもいいですが、「フランス」を表したいとき、フランスに指をさして ni なんてさすがに無理がありますよね。だから、名前を持った言葉を扱っていきましょう!
nimi
名前、単語
名前、単語
jan
人
人
sitelen
絵、文字、描く、書く
絵、文字、描く、書く
toki
言葉、言語、話す、語る、しゃべる
言葉、言語、話す、語る、しゃべる
ma
土、陸、土地、場、国
土、陸、土地、場、国
tomo
建物、部屋、家
建物、部屋、家
すでに sitelen Lasina という名前は知っていますね。人の名前を見てみましょう。
jan Nowa
「ノア」という人(英 Noah より)
jan Nowa
「ノア」という人(英 Noah より)
jan Ema
「エマ」という人(英 Emma より)
jan Ema
「エマ」という人(英 Emma より)
この名前を分析すると分かるのがこちら
- 名前は形容詞であり、名詞の後に来ます。
- 名詞は大文字から始まります。トキポナ語では文の最初も小文字なので、大文字が現れるのは名前のみですね。
- sitelen pona では名前は大きな nimi の中に書きます。古代エジプトでファラオの名前を囲む楕円形の記号と同じように「カルトゥーシュ」と呼ばれています。カルトゥーシュの中は、名前を頭文字を使ってつづります。例えば、Ema は e・ moku・ ala と書けます。
人以外にも、言語、国、町などにも名前がついています。
toki Kanse
「フランセ」という言語(仏 français より)
toki Kanse
「フランセ」という言語(仏 français より)
ma Tosi
「ドイツ」という国(独 Deutsch より)
ma Tosi
「ドイツ」という国(独 Deutsch より)
ma tomo Loma
「ローマ」という建物の場(羅 Rōma より)
ma tomo Loma
「ローマ」という建物の場(羅 Rōma より)
この名前を分析すると、さらに分かるのがこちら
- トキポナ語の名前は、トキポナ語の発音のルールに従います。トキポナ語には d が無いので、Deutsch をトキポナ化すると t から始まります。Noah → Nowa のような小さく変化する名前もあれば、français → Kanse のような大きくひょう変する名前もあります。
- 国や町などの名前は、その場所で話される言語から借ります。だから「フランス語」はフランス語の français から借り、「日本語」は日本語の「二ホン」から借ります。
では、単語と名前を使うのを練習してみましょう。
waso li lukin e ma.
鳥は土地を見る。
waso li lukin e ma.
鳥は土地を見る。
jan li toki e tomo.
人は家について話す。
jan li toki e tomo.
人は家について話す。
jan pona li toki pona.
良い人はうまく話します。
jan pona li toki pona.
良い人はうまく話します。
nimi ona li jan Kenta.
彼の名前は健太です。
nimi ona li jan Kenta.
彼の名前は健太です。
jan Sunita li sitelen e pipi.
スニタさんは虫を描いています。
jan Sunita li sitelen e pipi.
スニタさんは虫を描いています。
jan Nina li toki Kanse.
ニーナさんはフランス語をしゃべります。
jan Nina li toki Kanse.
ニーナさんはフランス語をしゃべります。
jan Ema li sona pona e ma Tosi.
エマさんはドイツ語を良く知っている。
jan Ema li sona pona e ma Tosi.
エマさんはドイツ語を良く知っている。