まえがき
- 利便性のため、sitelen pona ではなく、ここではラテン文字を使いましょう。
- このレッスンは全 131 単語を覚えてから見た方がわかりやすいです。
翻訳者注
日本語の名前をトキポナ語に変えることは英語などの名前をトキポナ語に変えることより簡単です。この記事では日本語の名前を翻訳することを重視しますので、別の言語の名前をトキポナ語に変えることについては、英語の記事を読んでください。
— ijo Jomo
大抵のトキポナ語話者はトキポナ語での自分の名前を決めます。この名前はトキポナ語であなたが呼ばれる名前となり、Discord のコミュニティでは、トキポナ名をニックネーム欄に入れています。
例文で何個か名前を見たことがありますね。
- jan Nowa ‥ノアさん
- jan Ema ‥エマさん
- jan Maja ‥マヤさん
- jan Mili ‥ミリーさん
しかし、これらはわざとシンプルな名前を選んだものです。あなたの名前はトキポナ化することがもっと難しいかもしれません。だから、名前の作り方を学びましょう!
トキポナ名を選ぶときには三つのステップがあります。
- あなたは何?
- 何という名前をトキポナ化する?
- その名前をどうやってトキポナ化する?
1. あなたは何?
トキポナ語では、名前はすべて形容詞なので、何らかの名詞を修飾しなければなりません。名前が修飾する名詞を head noun(頭名詞)と呼びます。あなたは自分の頭名詞を選ぶことができます。
定番の頭名詞は jan、「人」です。トキポナ語話者の約4分の3が jan を使っています。
トキポナ語話者の約8分の1が soweli・ waso・ pipi・ akesi・ kala・ kijetesantakalu など、ほかの動物の言葉を頭名詞にしています。
トキポナ語話者の約8分の1が ilo・ kulupu・ mun・ kasi・ ijo など、動物以外の言葉を頭名詞にしています。結局頭名詞は何でもいので、自分のアイデンティティーに合った単語を選んでも、ただ面白いからという理由で選んでもいいです。
2. 何という名前をトキポナ化する?
大抵の人は姓か名、または姓名併せてトキポナ化します。例えば、織田信長という名前をトキポナ化するなら、jan Ota、jan Nopunaka、jan Otanopunaka などとすることができます。また、jan Ota Nopunaka のように頭名詞に名前を複数連ねることもできますし、jan utala Ota Nopunaka のように複数の単語を頭名詞と扱うこともできます。もちろん、本名でなく、ニックネームでも、完全に新しい名前でもいいです。とにかく、自分がほかの話者に何と呼んでほしいかをまず決めましょう。
3. その名前をどうやってトキポナ化する?
日本語では、Steve という名前のネイティブの発音を表すカタカナが存在しないので、「スティーブ」というように、音を付け足したり変えたりして日本人の口に合うような発音に変えることがありますよね。トキポナ語でも同じく、名前をトキポナ語で発音しやすい音に変えることがあります。日本人の名前は以下のように変わります。
- ラ行は r ではなく l を使って表記します。
- ヤ行は y ではなく j を使って表記します。
- 撥音(ン)はすべて n と表記します。
- 長音(ー)や促音(ッ)は無視されます。
- ケイタ → keta
- リッカ → lika
- ア行は名前の最初以外、ワ行やヤ行に変えられます(但し、wu, wo, ji は使えません。)
- ココア → kokowa
- ミオ → mijo
- シ・チは si、ツは su になります。
- シチカ → sisika
- ミツキ → misuki
- ナ行・マ行の前の撥音(ン)は消えます。
- アンナ → ana
- ケンマ → kema
- ハ行はア行になります。但し、特にフは pu とパ行と置くこともあります。
- ヒナ → ina
- フウマ → puma(uma も可)
- カホ → kajo(kapo も可)
- ガ行・ザ行・ダ行は濁点を無視します。バ行はパ行と見ます。
- ゲンタ → kenta
- モミジ → momisi
- ミドリ → mitoli
- ヒビキ → ipiki
- ニャ行は「ンヤ・ンユ・ンヨ」とします。※但し、名前の最初に撥音(ン)が付くのは日本語のように主に禁じられているので、名前に使うのは一応「ルール違反」だと意識してください。
- ハニュウ → anju(あたかも「ハンユウ」)
- ニョライ → njolawi※(あたかも「ンヨライ」)
ニャ行以外の拗音(ャ・ュ・ョの付く音)は、トキポナ化する際の対処法は人によります。
- 小書きのヤ行を大きいヤ行に変える場合があります。
- キュウスケ → kijusuke(あたかも「キユウスケ」)
- 音のねじれを無視することもあります。
- ショウタ → sota(あたかも「ソウタ」)
- 拗音まるごとヤ行とすることもあります。(特にヒャ行)
- ヒャクト → jakuto(あたかも「ヤクト」)
最終的には、トキポナ語の発音に合う、自分にとって響きのいいものが作れたらばっちりです。