日本語では、「何をしているの?」という文をよく耳にしていますね。ここで「している」(「する」の変形)は「ある行為を行う」という仮の概念を表す動詞です。
- 何をしているの?
- 本を書いている。
- 服を買っている。
- 楽しんでいる。
- 休んでいる。
では、トキポナ語ではどうやって日本語では「する」という概念で表すものを表現するのでしょうか。
まずは代名詞を思い出しましょう。代名詞は「あるもの」という仮の概念を表す名詞です。
ni
これ、それ
これ、それ
ijo
何か
何か
seme
何、どれ
何、どれ
トキポナ語ではすべての名詞は動詞として使うことができますよね。ですから、「あるもの」を表す代名詞も、文脈・文法によって「ある行為」を表す〈代動詞〉のようなものになります。
ni
こうする、そうする
こうする、そうする
ijo
何かする
何かする
seme
何する
何する
動詞 seme で質問を作ることもできるし、動詞で答えることもできます。
sina seme?
あなたは何をしているのかい。
sina seme?
あなたは何をしているのかい。
mi esun e len.
私は服を買っている。
mi esun e len.
私は服を買っている。
動詞 seme に目的語を付けることも可能です。
sina seme e len?
あなたは服を何しているのかい。
sina seme e len?
あなたは服を何しているのかい。
mi esun e ona.
私はそれを買っている。
mi esun e ona.
私はそれを買っている。
動詞 ni はほかの人と一緒に何かをしているとき役に立ちます。
o pana e moku tawa soweli mi!
私の猫に餌をやってください。
o pana e moku tawa soweli mi!
私の猫に餌をやってください。
mi ni.
私はそうするよ。(=了解、やります)
mi ni.
私はそうするよ。(=了解、やります)
動詞 ijo はあまり見かけませんが、曖昧な表現をするときに役立ちます。
ona li seme?
彼女は何をしているんだ?
ona li seme?
彼女は何をしているんだ?
ona li ijo e lipu mi!
彼女は私の本に何かしている!
ona li ijo e lipu mi!
彼女は私の本に何かしている!